高周波パワーエレクトロニクス事業– High Frequency Power Electronics –

高周波パワーエレクトロニクス技術とは?

当社のコア技術である「高周波パワーエレクトロニクス技術」とは、通信で使われている高周波技術と、省エネで用いられているパワーエレクトロニクスの双方を融合させた、新しい技術です。
高周波技術は周波数が高く小さな電力を、その逆にパワーエレクトロニクスは、周波数が低く大きな電力をそれぞれ扱う技術です。この2つの技術が融合すると周波数が高い大きな電力を扱うことができます。

この技術を用いることにより、パワーエレクトロニクス機器の『小型化』『軽量化』『高効率化』※1が可能となり、サスティナブル社会の実現に貢献できる製品を生み出すことができます。

※1 スイッチング周波数が高いと一度に貯めておく電荷が少なくなり、スイッチに流れる電流、コイルの電流容量、入出段のコンデンサ容量を抑えられ回路の小型化が可能となる。よって、パワーエレクトロニクス機器の小型化・軽量化が実現される。また、GaNデバイスを使用することにより、高効率化が実現される。

高周波パワーエレクトロニクス技術を用いたビジネス展開

高周波パワーエレクトロニクス技術を応用し、
社会問題を解決する製品の開発を進めます。

当社が進めている製品開発の一例です。

環境分野

電界結合型ワイヤレス電力伝送を用いて、電気自動車の走行距離を伸ばし地球温暖化対策に貢献します。

ワイヤレス給電とは?

食料分野

食料の鮮度維持装置等に高周波パワーエレクトロニクス技術を用いて、フードロス対策等に貢献します。

安全分野

加熱する仕組みに高周波パワーエレクトロニクス技術を応用し、社会生活の安全性向上に貢献します。

富士ウェーブ株式会社

本社   :山梨県富士吉田市上吉田4947-1
山口研究所:山口県宇部市常盤台2-14-1 テクノセンタ401号室